国連のウェブサイトによると、潘基文国連事務総長は8日にノルウェーの北極圏を訪れ、急速に融解が進む氷河を視察した。潘事務総長は国際社会に対して、直ちに行動し気候変動に対応するよう呼びかけた。カメラマンのKatie Orlinsky氏は過去数ヶ月に渡り、カメラを使い気候変動の北極圏への影響を記録してきた。Orlinsky氏は6月、アラスカでアザラシ猟の写真を撮影する予定だったが、アザラシは姿を消していた。

5月8日に撮影されたアメリカ。

6月14日に撮影されたアラスカ。北半球の6月の気温は5月を上回るが、わずか1ヶ月あまりのうちに大きな変化が生じ、カメラマンを驚かせた。

5月11日にアラスカのツンドラ。

アラスカのツンドラ(6月16日撮影)。

アラスカの村(5月9日撮影)。

アラスカの村(6月16日撮影)。

ホッキョクグマの皮(5月9日撮影)。

ホッキョクグマの皮(6月15日撮影。雪の姿はもうない。)

チュクチ海(5月10日撮影)。

チュクチ海(6月17日撮影。ただの一ヶ月でここは違う世界に変わった。)

5月8日に撮影された、地面に刺さったクジラの骨。

6月16日に撮影された、地面に刺さったクジラの骨。

5月11日に撮影されたアラスカ。

6月17日に撮影されたアラスカ。