協会概念

日中環境協会紹介

特定非営利法人 日中環境協会は、2006年に設立されました。

本協会は、地球規模の自然環境の危機を踏まえ、東アジアにおいて、緑と清浄な水、空気、そして美しい景観を次世代に継承するため、環境保全に関する支援事業を総合的におこなうことを目的としています。地球規模の環境問題もその発生のプロセスは、活発な経済産業の発展や個々人の生活様式に起因することが少なくありません。

特に生活に不可欠な空気や水の汚染、集中的なエネルギーの消費に伴う温度上昇、都市部を中心に膨大化するゴミ問題は、人口の集中する都市部や工業地帯に顕著に現れ、年ごとに深刻さを増しています。

本協会では、これらの問題の解決に先端的な科学技術を活用し、実現可能な環境浄化技術の調査研究、開発評価、技術促進との交流を積極的に進めてまいります。



日中環境協会中国6次産業化プロジェクト

ELARCA世界最高水準の技術支援体制

ELARCAは「良い土、良い水、安心、安全、美味しさ、楽しさ」の実現をめざし、日式持続可能農法とその6次産業化技術の世界普及を目指します。日本のトップクラスの営農家、土壌研究者、栽培指導者、環境企業、野菜加工企業、畜産加工企業、調味料加工企業、IT企業、デザイナー、ガーディナー、フードデザイナーが協力メンバーです。1期5年の中長期プロジェクトのパートナーとして、中国6次産業化の技術支援をプロデュースします。

 

支援内容と手順

①事業コンセプトの開発支援=>②課題の摘出と解決案の作成支援=>③事業方針の作成支援=>④事業計画の作成支援·グランドデザインの作成支援=>⑤個々の業務の設計支援=>個々の建築物のデザイン開発支援=>⑥人材開発支援=>⑦個々の業務運営に関する技術支援=>⑧ブランド貸与、技術貸与=>②へ戻り事業の改善改良の支援

1次事業〈日式大農場〉次世代が憧れる持続可能な農業の実現

トップクラスの営農家が農業計画の立案支援、栽培技術の現地指導や日本での幹部候補研修、指導を行います。研修では農業経営支援システムを活用した 移転技術の見える化、インターネットによる事後フォロー·継続的な人材育成を図ります。また、土壌診断と改良指導支援、水質調査と改善支援をそれぞれの専門家、専門企業がバックアップします。良い土と良い水で作られた高品質野菜が、中国市民の健康に貢献します。事業化を通じ、農業経済を活性化し次世代営農者育成を図ります。

2次事業〈最新式加工工場&集出荷センター〉安心·安全·おいしさの実現

日本の大手のカット野菜メーカー、調味料メーカー、冷凍野菜メーカー、ナガイモ加工メーカー、飼料生産から養鶏、養豚、畜産加工までを手掛ける総合畜産メーカーが最新の加工技術支援を担当します。日本最大手のIT企業が大量で正確な集出荷をIT技術でバックアップします。これらの技術により日式大農場と食卓を直結する中国初の安心·安全な循環型の供給連鎖の構築を目指します。

3次事業〈ブランド·化学分析·メニュー開発〉価値ある食生活の実現

〈日式大農場〉で生産された高品質野菜は「天空旬菜」ブランドを付与します。ブランドの価値を高める為、世界最高の2万検体の科学分析実績を誇る研究企業が野菜の健康分析を行います。また、日本で大手外食企業を指導するフードデザイナーが、旬の素材や地域の伝統メニューを活かした新医食同源メニューの開発を行います。「天空旬菜」ブランドは中国の食生活の価値ある発展に貢献します。

観光農園事業〈会員制とフランチャイズ方式〉安定確実な事業収益の実現

〈日式大農場〉に隣接し会員制観光農場を建設します。日式の営農技術を市民菜園にも応用することで、市民生活と自然との共生を図ります。会員の満足度向上の為、レストランや直売場、アトラクション施設等を、事業コンセプトに沿ってデザインし配置します。これらの事業はフランチャイズ化し、事業幹部候補をオーナーとして配置します。オーナーには事業意欲とサービスレベルの双方を高める動機づけを行います。会員制システムとフランチャイズ方式により、日式大農場事業や加工事業を収益面で支える存在として、観光農園事業の育成を図ります。