中国環境保護省は22日、2014年度の主要汚染物質の排出削減に関する審査報告を発表し、全国31の省、自治区、直轄市や石油大手の中国石油、中国石油化学を含む8社の中央企業が全て削減目標を達成したことを明らかにした。この審査は化学的酸素要求量、アミノ窒素、二酸化硫黄と窒素酸化物を指標に行なわれた。
報告によると、2014年の化学的酸素要求量の排出は2013年に比べ2.47%減、アミノ窒素が2.9%、二酸化硫黄が3.4%、窒素酸化物が6.7%下がった。また、2010年に比べると、それぞれ10.1%、9.8%、12.9%、8.6%下がっている。中国の第12次5カ年計画で定められた目標で見ても、化学的酸素要求量と二酸化硫黄の排出削減は前倒しで実現し、アミノ窒素も目標達成に近づいています。窒素酸化物の排出削減も予定より早く進められているという。
「中国新聞網」より