協会ニュース

日本2015-07-29

(标题)「ふるさと納税•都市と農村」北海道上士幌町視察 日中環境協会が主催

NPO法人日中環境協会の主催で、一行が722日-24日、北海道上士幌町で「ふるさと納税都市と農村」をテーマに視察を行った。そのうち、「ふるさと納税制度」の取り組み、「六次産業化」の現状、及び当地の資源活用による観光の推進などを視察した。

日中環境協会の岛村宜伸会長と宋青宜理事長、中国駐日本国大使馆の薛剣公使参事官と李栄凱一等書記官、日本農林水産省の長谷部正道大臣官房審議官、上士幌町の竹中貢町長などが今回の視察を主宰し参加した。

また、中国の農業研究者や企業家、及び新華社、中国新聞社、人民日報、中国工商時報、法制日報などのメディア数十人がともに参加した。

中国駐日本国大使馆の薛剣公使参事官は今回の視察の意義に対して十分な肯定を与えた。上士幌町役場の交流会で薛剣公使参事官は「日本の『ふるさつ納税制度』は進んでいる中国新農村建設に対して非常に学ぶ価値がある。今回の視察も良い勉強機会だと思う。また、視察を通して中日の友好と協力を推進していきたい」と話した。

挨拶する中国駐日本国大使馆の薛剣公使参事官。

交流会では、日中の関係者は「ふるさつ納税制度」の施行について深く検討した。宋青宜理事長は「少し前東京で開催された上士幌町『ふるさと納税』感謝祭で竹中貢町長のことを知った。『ふるさと納税』は都市が農村に貢献させ、農村をさらに振興させる以外、重要なのは『平和産業』だといえると竹中貢町長に話した。『ふるさと納税』を通して人と人の調和、人と自然の調和を促進することができる。このような『調和』こそ平和だ。それは人類が求めている崇高な事業だ。上士幌町が『ふるさと納税』で人を元気づける効果を取ったから見ると、『ふるさと納税制度』を普及させべき、ほかの国や地域にも学び施行させる。人類文明の成果は共創·共有すべく。その時、竹中貢町長と意見が一致したからこそ、今日の視察交流を行った」と語った。

挨拶する日中环境协会の宋青宜理事長。

竹中貢町長が「ふるさと納税」による上士幌町づくりを紹介した。

日本の「ふるさと納税」は、2008年から制度化され、都市の納税者が寄付を行い農村建設を支援することで、その分が住民税の納税額から控除される方式だという。政策によって、個人の寄付金は納税額の1割を控除の上限とする。多くの農山村は寄付者を感謝するために、地元の特産物などを贈る。

竹中貢町長はまた「『ふるさと納税制度』が5000人の上士幌町で取り込んで以来、効果は明らかです。町はふるさと納税額で2013年2.43億円、2014年9.74億円、2015年4月-6月3.3亿億円になった」と話した。

挨拶する上士幌町の竹中貢町長。

 「ふるさと納税」は、都市から地方へ税の還流であると共に、地方の創生に寄与することを狙いとしている。このことから人口減少が顕著な上士幌町は、ふるさと 納税者との絆を深めることで、交流人口を増やす施策や、子育て・教育の充実で 人口減少の克服に取り組むことにしたという。また、当地の農業企業に対する支援にも「ふるさと納税」の誇りがある。

23日午後開催された日本6次産業化発展報告会では、岛村宜伸会長が出席し、農林水産省の長谷部正道大臣官房審議官が講演した。長谷部正道氏が日本農林水産の現状から6次産業化の推進、農林水産業の変わりまで説明した。

农林水产省大臣官房审议官长谷部正道作主题演讲。

岛村宜伸会長は元農林水産大臣で、日中間農業発展の協力と交流を話したとき、意味深長に「両国がともに健康な国になるよう」と記者に語った。国政·国体が健康である両国こそ、平等に積極的に効率的に協力し合い、お互いの農業近代化を推進し、さらに人類の文明に貢献する。

宋青宜理事長は記者のインタビューで、「『ふるさと納税制度』が農村6次産業化の発展を活性化した。一方、6次産業化の発展も多くの都会人が『ふるさと納税』に参加を引きつけた。これは中国『三農問題』の解決に積極的な意義がある。日中環境協会は課題を確立でき、日中間農村発展について比較研究を行う」と話した。

今回の視察として、一行は認定こども園、上士幌農協 TMR センター、株式会社ドリームヒルロータリーパーラー、株式会社ノベルズ、株式会社サンクローバー、タウシュベツ川橋梁展望台ひがし大雪自然館を視察した。また、町の教育センター体育館で日本青少年スポーツ協会の少年団とピンポン交流を行った。

ふるさと納税が支援している認定こども園。

一行は上士幌町の森林や自然温泉、牧場などにもたいへん興味を持っている。長年旅行記者してきた鄒建中氏は健康養生をテーマとする上士幌町休暇旅行は、中国人にとってはきっと魅力的なところがあると話した。

上士幌町の青空と緑の木々

竹中貢町長は、『ふるさと納税』の寄付金は、今後も観光産業の発展に活用する。それも上士幌町が6次産業化の発展に必要があるのですと説明した。

岛村宜伸会長、宋青宜理事長、薛剣公使参事官、竹中貢町長などの集合写真。


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